ワードプレスのカスタムフィールドと言う機能を使って計算する方法をご紹介いたします。
はじめに
最近PHPを勉強していて、PHPの計算をワードプレスのカスタムフィールドを使って出来ないか確かめたところ問題なく出来たのでご紹介させて頂きます。
注意事項
半角数字で入力しないと期待する数字が出力されません
カスタムフィールドを使って計算しよう
今回はワードプレスの機能カスタムフィールドを使って計算をする方法をご紹介いたします。
使用するプラグイン
過去に何度もご紹介させて頂いている私が愛用しているCustom Field Suiteを使ってご紹介いたします。
インストールや簡単な使い方はこちらの記事が参考になります。
簡単にカスタムフィールドが使えるCustom Field Suite
では、早速使ってみましょう。
カスタムフィールドを作ろう
ラベルに日本語でわかりやすい言葉 ひとつめ,ふたつめ
名前には横文字 text1,text2
フィールドタイプは単一行テキスト
を使います。
数字を入力しよう
では、次に数字を実際に入力してみましょう。
ひとつめ 10
ふたつめ 12
と数字を入力しました。このとき、半角数字で入力しないと期待した数字が出力されないので要注意です。
テンプレートをカスタマイズしよう
最後にこのカスタムフィールドを出力させるためにテンプレート側をカスタマイズします。
<p><?php echo $cfs->get('text1'); ?>+ <?php echo $cfs->get('text2'); ?>= <?php echo $cfs->get('text1') + $cfs->get('text2'); ?></p>
これだけを見てもわかり難いかもしれませんので、実際に計算している部分はと言うと最後の行の
<?php echo $cfs->get('text1') + $cfs->get('text2'); ?>
この部分となります。これはひとつめのカスタムフィールド+ふたつめのカスタムフィールドの合計の値を出力しています。
実際にテンプレート側でどういった表示がされているのか確認してみましょう。
確認してみよう
10+12=22
とちゃんと計算できていますね!偉い!
このようにカスタムフィールドを使って計算するのって結構簡単でした。
他の計算もしてみよう
では、せっかくなので
足し算、引き算、割り算、掛け算
全ての計算をやってみましょう!
足し算と引き算は+と-だからわかるが割り算と掛け算ってどうすれば良いの?とPHP初心者の方はこちらを参考にして下さい。
PHPでは
足し算の場合は +
割り算の場合は –
掛け算の場合は *
割り算の場合は /
を使用します。
<h3>足し算</h3> <p><?php echo $cfs->get('text1'); ?>+ <?php echo $cfs->get('text2'); ?>= <?php echo $cfs->get('text1') + $cfs->get('text2'); ?></p> <h3>引き算</h3> <p><?php echo $cfs->get('text1'); ?>- <?php echo $cfs->get('text2'); ?>= <?php echo $cfs->get('text1') - $cfs->get('text2'); ?></p> <h3>掛け算</h3> <p><?php echo $cfs->get('text1'); ?>× <?php echo $cfs->get('text2'); ?>= <?php echo $cfs->get('text1') * $cfs->get('text2'); ?></p> <h3>割り算</h3> <p><?php echo $cfs->get('text1'); ?>÷ <?php echo $cfs->get('text2'); ?>= <?php echo $cfs->get('text1') / $cfs->get('text2'); ?></p>
このように入力すると簡単に計算をする事が出来ます。実際の数値を見てみましょう。
足し算
10+ 12= 22
引き算
10- 12= -2
掛け算
10× 12= 120
割り算
10÷ 12= 0.83333333333333
足し算から割り算まですべてちゃんと数値の出力が出来ていますね!偉い偉い!
小数点以下切捨てたいな
ついでのついでですが、割り算の数字って基本的に小数点以下って切り捨てられる事が多いので、この際計算で切り捨てたいなと思う人も多いでしょう。
大丈夫です!
小数点以下の場合は以下のコードを入力します。
<p><?php echo $cfs->get('text1'); ?>÷ <?php echo $cfs->get('text2'); ?>= <?php echo floor($cfs->get('text1') / $cfs->get('text2')); ?></p>
さきほどの割り算と違うのはカスタムフィールドの値を取得する前に「floor」と言う値が付いていますね。
これが小数点以下を切り捨てますよと言うやつなんです。
では、実際に出力した値を見てみましょう。
割り算(切捨て)
10÷ 12= 0
うんうん、ちゃんと数値がとれていますね!
「floor」と言う小数点以下切捨てだけでなく
「round」と言う四捨五入するのとかもあります。この辺りは実際にググってもらった方が良いかもしれません。
使い方は「floor」と同じなのでこの記事を参考にして頂けるとそんなに難しくはないと思います。
以上でカスタムフィールドを使って計算 WordPressの説明を終了いたします。
さいごに
PHPは凄い!
今さら過ぎるのですがPHPって凄いですね。本当にかじった程度ではありますが新しい世界が広がる感じがわかりました。
このカスタムフィールの計算を利用したらお店のオープンした日とその横に○年目と言う表示も自動的に出すことが出来るので、わざわざ計算しなくて良いので直感的にわかりやすいってのは本当に嬉しいことですよね。
他にもこういった計算は何かしらに役立てることが出来るのでワードプレスでカスタムフィールドを使っている人は覚えていても損はないでしょう。
やはり、1つのスキルだけではどうしても稼げる副業を維持するのは難しいと感じているので、何か勉強しながら1つの大きな物を作ると言うのに挑戦しています。