ある日、突然「◯◯税関ですが」と電話が入りました
→アリエクの注意事項と安く買う方法をnoteにまとめました←
また何か輸入している商品のトラブルか何かかな?とか考えていましたが、「輸入した商品の事後調査に◯月◯日(約一か月後)お伺いしたいので、輸入している商品のインボイスなどをご用意下さい」と連絡が入りました
ん?事後調査とは何ぞやと思い話を聞いてみると
事後調査ってのは、輸入している商品がインボイスなどと照らし合わせて問題がないかを確認する作業です
まぁ基本的に違法な物は取り扱っていないですし関税もちゃんと払ってるし何の大きな心配もしていませんでしたが〇〇税関から送られてきた輸入したであろう商品リストを見ると驚愕しました
そうです「アリエク」も入っていました
とりあえず税関からは
- インボイス
- 輸入許可通知書
- 入金履歴
これらの情報が必要とのことでしたが、メイン商品に関しては海外の工場などとやりとりをしているので問題ありませんが、問題はアリエクで仕入れている商品はどうしたら良いのか?と確認してみた所、輸入時の運送会社に確認をとって欲しいとのことでした
まぁこの段階では特に心配していませんでしたが、問題はむしろここから発生していることに気が付いたのは書類を取り寄せた時でした
運送会社によって書類の提出期限が違う
まず各運送会社に確認を取り書類を取り寄せるまで早い会社だと1週間、遅い会社は1ヶ月以上かかりました
連絡した翌週に再度確認をとってみると「もう少しで出せそうです」
と言う話から、さらに翌週確認をすると「どのリストですか?そんな話は聞いていません」
と言う流れになり、さらに翌週には「担当がしばらく戻ってこないのでわからない」と言う事もありました
〇〇税関が来る前日にやっと来たので徹夜で作業をした記憶があります。
アリエクのインボイスはやばい
アリエクからのインボイスを今まで見たことがなかったので、初めて目にした時の事を今でも覚えています
アリエクのセラーがいかに適当だったか…
例えば1000ドルくらいする機械を仕入れていたのですがセラーのインボイスには
洋服 10ドル
となっていました
まじか…
今まで運送会社へ関税などを支払った記憶がなかったので気にしていませんでしたが、こういったのが複数見つかりました
また税関からは3年分必要って話だったので確認してみると、まぁ3年分アリエクでの仕入れ分は全部アウトでした
アリエクの注文画面では過去の情報をひっぱれない
アリエクの注文画面を見てもらえればわかりますが、直近分は全て追跡番号が入っているものは情報を追えるのですが、数年前になると追跡番号が追えません
追跡番号が追えない事でかなり大きな問題が出てきます
この注文と入金履歴、インボイスの情報が紐づけできなくなってしまいます
追跡番号があるものだと、
- 入金履歴と商品の注文画面で紐づけ
- 商品の注文番号と追跡番号で紐づけ
- 追跡番号と輸入許可通知書で紐づけ
- 輸入許可通知書とインボイスで紐づけ
と、このように全てを紐づけする事ができますが、追跡番号がないと商品と輸入許可通知書の紐づけが出来ないので
本当にその商品を購入したのか?
の証明が出来ません。
事後調査は疑う前提でやってくる
税関からの事後調査は
税金のごまかし
違法な商品の仕入れ
など、そういったことを疑う前提でやってきます。
事後調査
https://www.customs.go.jp/shiryo/chousa.htm
そしてかなり細かく見られます。
例えば仕入れている商品のインボイスを見ながら、この商品はどれですか?と倉庫で一緒に確認をしたりします。
また仕入れている商品のインボイスに書かれている情報と輸入時の品目があっているかどうかで関税なども変わってきます。
そういった品目や輸入金額による関税のごまかしなども見ていきます。
アリエクのチャット閲覧されます
もしも税金をごまかそうと悪い事を考えセラーに依頼している人の場合は要注意です。
税関はアリエクのチャット画面や購入管理画面も見せて欲しいと言ってきます。
セラーに税金をごまかす為に話をしている場合は「悪質」とみなされて検察官に告発される可能性もあるので要注意です。
事後調査当日とその後について
この辺りは表立って書きにくい事も多いのでnoteにまとめさせて頂きました。
今現在、事後調査の連絡が来てどういった流れになるのか分からなくて不安な方はnoteを見て頂くとわかりやすいと思います。
こういった内容を書いています。
- 運送会社からインボイスや輸入許可通知書を得る方法
- 税関の調査員にすぐに帰ってもらう方法
- 記憶に残っている税関との質問
- アリエクのチャットを使わずにセラーと交渉する方法
- 関税を知る事で納税額を減らせれる
- 事後調査その後
こういった事を書いています。